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推定1960〜70年頃のアンティグア・カサ・ヌニエスです。
この頃の一部のヌニエスは素晴らしい音色と音量の提供してくれますが、本器もその部類に入る優れた作品です。
松×高級メープルの貴重な仕様。裏板のメープルは贅沢に一枚板で作られています。1900年初頭の素晴らしい名器の数々を造っていた頃のヌニエスを想起させるモデルです。
音色はフランシスコ・ヌニエスやフランシスコ・シンプリシオ、ダニエル・ラゴ・ヌニエスをイメージさせる非常に深みのある美しいものです。装飾はシンプルで飾り気はありませんが、それ故の品格を感じさせます。
総制作本数の多いアンティグア・カサ・ヌニエスですが、その長い歴史・方向性の変遷から、玉石混交を極めたブランドであるといえます。20世紀前半のヌニエス工房の作品の中には、同時期のスペインの名器シンプリシオやサントスと比べても勝るとも劣らないレベルの作品が少なからず存在したといわれています。
こうした優れたギターが製作された背景には、ヌニエス工房の職人にとって、自分の試みを思い通りにさせてくれないスペイン名門工房にいるよりは、新天地のアルゼンチンに移住した方が徒弟制度や伝統に縛られることなく、伸び伸びとギター製作に打ち込める環境があったからではないかと考えられているようです。
現在となっては市場に流通している半数(もしくはそれ以上)のヌニエスは残念ながら粗悪なものの様で、本器の様に優れたモデルは世界中から求められる為に出会う機会は稀です。
他年代のアンティグア・カサ・ヌニエス(1920年頃&1970年頃)、フランシスコ・ヌニエス(1910年頃)、ダニエル・ラゴ・ヌニエス(1950年代)、アントニオ・デ・ロルカ(1840年代)も折を見て出品しようかと考えておりますが、まずはこちらの素晴らしいカサ・ヌニエスをお譲り致します。
輸送用のケースに入れて発送いたします。
よろしくお願いいたします。
モデル:アンティグア・カサ・ヌニエス
制作年(推定):1960〜70年頃
弦長:650mm
弦高:4.0-3.5mm(12F 6-1弦)
ナット幅:47mm
表板:松
裏板:メープル1枚板
横板:メープル
| 商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |
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